2004-01-01から1年間の記事一覧
登場人物が皆すごく人間的で、ずるいところや汚い面があったりするんだけど、何故かいやらしくならないから不思議。
こんなタイトルつけるくらいだから、当然クリスティに負けないようなすごいトリックを用意してるんだろうなぁと思ってはいたが、ほんとびっくりだこりゃ。 昨日は夢中になって読むあまり、気がついたら3駅も乗り過ごして会社に遅刻してしまった。恐るべし森…
Int関数とFix関数では負の数の扱いが違うので注意。 Int(1.5) '1を返す Int(-1.5) '-2を返す Fix(1.5) '1を返す Fix(-1.5) '-1を返す
詐欺師の歯の浮くような台詞に、気持ちわる〜と思いつつも、実際こんな男性がいたら騙されるかもなぁという気も。幸い(?)にして、私はお金持っていないので安心だけど。 ただ、ミステリ的展開を期待していたので、ちょっと拍子抜けしたかな。(いや私が勝手…
一歩間違えば乱歩ばりにおどろおどろしくなりそうなシチュエーションなのに、この人の手にかかるとどうしてこんな悲しくて優しい話になってしまうんだろう。でも、いくら見えなくても、気配とか匂いとかでわかるんじゃないかな〜とつっこみたくなった。 しか…
思わず「んなアホなっ」と言いたくなるような話なのに、なんだかすんなり受け入れてしまえるのは、この作者の飄々とした文体のせいかな。この本がデビュー作らしいけど、なんて変な人なんだ。(一応ほめてるつもり) でもその不思議で切ない舞台もさることなが…
巨匠アイザック・アシモフの遺志をつぎ、現代SFを代表する三人の旗手―グレゴリイ・ベンフォード、グレッグ・ベア、デイヴィッド・ブリンが、見事に再構築した「新・銀河帝国興亡史三部作」、待望の第一部堂々登場。とくれば読まないわけにはいかないでしょう…
ほぼ日連載中のシリコンの谷は、いま。(http://www.1101.com/siliconvalley/2003-11-04.html)に触発されて、n番目の素数を求めるプログラムを作ってみた。 import java.util.*; public class PrimeNumber { /** 生成した素数を保存 */ private Vector primes…
作者らしいホロリとくる話が並ぶ中、「トラブル・メーカー」はかなり異色な存在。ラストは心底ぞっとした。実際にあっても不思議じゃないシチュエーションなのが余計に恐ろしい。ホラーだなこりゃ。 http://www.paburi.com/paburi/bin/product.asp?sku=bs403…
以前から気になっていた、SETI@homeに参加してみた。 http://www.planetary.or.jp/setiathome/home_japanese.html これといって自分が何かするわけじゃないけど、なんだかわくわくするなぁ。
一応わかっているつもりだったんだけど、どうやら理解していなかったらしい。 ポインタ虎の巻〜ダブルポインタ**argvの使い方http://maborosi.kobe-du.ac.jp/sugiura/soft/tora/tora11.htm う〜ん。よくわからん。
3編の中では「water」が一番好きだな。子供でも大人でもない微妙な年代、身近な人の死、友達、将来、いろんなことに悩みつつ、今日もプールに飛び込む主人公。さわやかで切ないところがいい。
主人公が高校生ってところ以外は結構ありがちなストーリだなと思うけど、やっぱり読んでると切ない。 でも、こんな頭がよくて自制心の強い高校生いるかぁ?
また、PDABOOK.JPで購入。警察に限った話じゃないんだろうけど、保身のためにここまでするかぁ。とあきれてしまう。 http://pdabook.jp/pdabook/bin/product.asp?sku=bs0310092&uri=http%3A%2F%2Fpdabook%2Ejp%2Fpdabook%2Fbin%2Fqfind%2Easp%3Fsubkeyword%3…
忠臣蔵のネタがこんな展開になるとは、そーゆー解釈もあるんだなぁ。時代物でもやはり超能力者が出てくるところが作者らしくて好き。
そーゆーことですか。やられました。
なつかしの「タリスマン」の続編。前回に比べてキング色が濃い。なんか、いつの間にかダークタワー繋がりになってるし。 しかし、ダークタワーシリーズが完結したら、キングが小説書くのやめたりしないかちょっと心配。
PDABOOK.JPで1編100円で販売していたので、試しに購入。おもしろかったので、ほかのも読んでみよう。(ってそれだと本買うのと変わらんな。) http://pdabook.jp/pdabook/bin/product.asp?sku=bs0311072&uri=http%3A%2F%2Fpdabook%2Ejp%2Fpdabook%2Fbin%2Fqfin…
こりゃやられた。なんとなく母親像に違和感を感じていたのだけど、そういうこととは。 でも、ラストは確かにびっくりさせられたけど、逆に言うとそこ以外はいまいち。犯行の描写部分が気持ち悪すぎ、かなり引いた。
とにかくアイディアがとんでもない。スケール大きすぎ。これが30年も前に書かれたなんてすごい。
凄まじいというか、恐ろしいというか。この人の書く小説ってこんなのが多いなぁ。読み始めるとやめられないっていうか、途中で本を置かせない迫力があると思う。ただ、私には音楽に関する感性が備わってないので、書かれてることの意味はわかっても、感覚的…
訃報を聞くまでどんな作家か知らなかった。安かったのでドットブックで購入したんだけど、この本に関しては紙の本で読んだほうが楽しめみたい。 http://pdabook.jp/pdabook/bin/product.asp?sku=kd23p2&uri=http%3A%2F%2Fpdabook%2Ejp%2Fpdabook%2Fbin%2Fqfi…
怖い話なのかとおもいきや、とっても悲しい話だった。子供のころ狐狗狸さんで遊んだ覚えがあるけど、これ読んでたらとてもできなかっただろうなぁ。
こういう本だって知らずに読んだら怒るよなぁ。犯人はたぶんこの人だろうなぁと思い当たる人はいるんだけど、確かめられないのが悩ましい。
主人公が私の作者に対するイメージにぴったり。おそらくこんな人なんだろうと思う。 だんだん現実と主人公の意識のなかと区別がつかなくなってくるあたりは作者らしい手法だけど、いまいち迫力がない気がする。結局敵ってのは老いなんだろうか。
オチは予想できてしまったけど、とにかくキャラクターが愉快で面白い。読後も爽快感があって楽しめた。
出所後初の小説。相変わらず展開が速くて、場面の切り替えが多いので時々どっちがどっちだったっけ?となってしまった。かといってストーリのみでなく、きちんと魅力的なキャラを書いてるんだから不思議だ。
京極初挑戦。陰陽師っていうくらいだから、怖い妖怪とか出てくるのかと思いきや、至極まっとうなミステリだったのでびっくり。しかし説明が長いなぁ。どうりでこの人の本は厚いわけだ。でも面白いからよし。追記:図らずも京極さんが今日直木賞をとったらし…
検視官シリーズというよりは、けなげなケイとその他の人々シリーズって感じ。3年も引っ張っといてこれかい。ラストも中途半端だし、がっかり。
主人公は恐ろしいことをしているはずなんだけど、だんだん悲しい人に思えてくる。あまりに救いがなくてやりきれない。 これは、ミステリーではないよね。