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★★★☆ 冒頭のスプラッタな描写が強烈で、これはちと勘弁してほしいなぁと思った。ひどいのは最初だけではあるけど、これで挫折する人もいるかも。 そもそも暗いテーマの話だが、心に重くのしかかるようなラストシーンが特に印象的。
★★★★ ストーリのテンポが良い。特に終盤の方は目が離せない展開で一気に読んでしまった。 ただ、最後の三上氏の手紙がいまいち。そりゃないだろうって気がする。
訃報を聞くまでどんな作家か知らなかった。安かったのでドットブックで購入したんだけど、この本に関しては紙の本で読んだほうが楽しめみたい。 http://pdabook.jp/pdabook/bin/product.asp?sku=kd23p2&uri=http%3A%2F%2Fpdabook%2Ejp%2Fpdabook%2Fbin%2Fqfi…
主人公が私の作者に対するイメージにぴったり。おそらくこんな人なんだろうと思う。 だんだん現実と主人公の意識のなかと区別がつかなくなってくるあたりは作者らしい手法だけど、いまいち迫力がない気がする。結局敵ってのは老いなんだろうか。
筒井康隆にしては普通の話だなぁ。 ラストもメロドラマっぽいし、 と言いつつ泣いてしまったが。